【概要】
近年、ワークライフバランスの推進や業務効率化などの観点からテレワークの推進が進められていましたが、新型コロナウイルスの流行に伴い、テレワークを採用する組織が急激に増えました。十分な準備期間もなくテレワークの運用を開始した組織も多く、情報セキュリティリスクに対して、本格的な対応はこれからという組織も多いかと思います。
本書では、テレワークが増えている中で、ISMS認証取得済み組織、これから取得予定の組織、または自主的にISMSに取り組む組織が運用を進めるにあたって、ISO/IEC 27001:2022の改正内容が考慮された、留意すべき重要ポイントを取り上げています。その上で各章ごとに、各々の役割ですべきことが具体的な示されたガイドブックとなっております。 |